FXで外貨預金の代わりに運用する方法

外貨預金より金利収入(以下、スワップポイント)や為替コスト(手数料)が魅力であるFXでどうやって外貨預金のように運用できるのか気になりますよね。

外貨預金で資産運用するよりFXのほうがメリットが大きいことは分かったけど、実際にFXで運用したときのリスクや具体的な運用方法が分からない人は意外と多いです。

そこで中長期の運用スタイルでスワップポイントを稼ぎたいと考えている人向けに必要は資金管理の方法や外貨預金とは違うFXならではのリスクを詳細に解説します。

中長期の運用スタイルでスワップポイントを稼ぐための資金管理術

レバレッジごとのロスカットレートを割り出す

中長期でスワップポイントをこつこつ稼ぐときに最も重要なのがロスカットされない資金管理です。ロスカットはある一定水準を下回ると持っている全ての外貨(建玉)の損を確定するため、せっかく時間をかけて貯めたスワップポイントの収益が全て吹き飛んでしまいます。

外貨預金の代わりにFXで運用する場合は、レバレッジ1倍~最大3倍に抑えるとロスカットリスクをほぼゼロにできます。

下記の表は、ロスカット率40%としたときのレバレッジ別ロスカットレートです。

 レバレッジ1倍レバレッジ2倍レバレッジ3倍
預り金1,000,000円1,000,000円1,000,000円
建玉レート1ドル=100円1ドル=100円1ドル=100円
建玉数量10,00020,00030,000
ロスカットレート1ドル=1.5円1ドル=51.5円1ドル=68.2円
  • レバレッジ1倍
  • ドル円レートが1.5円になるとロスカットされる計算です。アメリカが崩壊しない限りここまで極端な円高になることはまずあり得ません。

  • レバレッジ2倍
  • ドル円レートが51.5円でロスカットされますが、この水準も過去のチャートを見る限りかなり安全圏だと思います。

  • レバレッジ3倍
  • ドル円レートが68.2円でロスカットされますが、過去数十年の間に79円が最大の円高水準となっており、そこから約10円も値幅あることから、まだ余裕がありますね。

このように考えるとレバレッジ2倍くらいで運用するのが安全であることが分かります。トランプ政権に入ってアメリカの金利は上昇しており、ドルに資金が集まっていることから(円安・円高)、もう少しリスクをとってレバレッジ3倍で投資するのも十分余地はあると思います。

ドルコスト平均法を使って外貨は分割購入しよう

先ほどの説明は、1ドル=100円のとき、一度に1万ドルを購入した例ですが、実際にFXで中長期スタイルで運用する場合は、なるべく有利な価格になるように分割で購入しましょう。

理由は為替レートの未来は誰にも分からないからです。

為替レートの未来が分からないからこそ、一気にリスクを取りに行くのではなく、円高時に分割購入して平均価格を有利に持って行くことが重要です。

下記の表は少し極端ですが、100円から90円まで円高になったときに1000ドルずつ分割購入したときの例です。

購入金額購入価格取得価格
1,000ドル100円100円
1,000ドル99.0円99.5円
1,000ドル98.0円99.0円
1,000ドル97.0円98.5円
1,000ドル96.0円98.0円
1,000ドル95.0円97.5円
1,000ドル94.0円97.0円
1,000ドル93.0円96.5円
1,000ドル92.0円96.0円
1,000ドル91.0円95.5円
1,000ドル90.0円95.0円

このように円高時にこつこつとドルを購入し、平均価格を下げていきます。逆に円安になった場合は、購入を見送って利益確定を優先するなど為替差益を狙うのもありですね。

そして、円高になったらまた購入を繰り返し、平均価格を有利に持って行きます。注意点としては、資金に余裕があるからといって無限ナンピンすると資金がパンクするので、目一杯建玉を持ってしまうことだけは避けてください。

FXはトレンドが出ると一定期間続く傾向があります。ただし、必ず下がっては上がるを繰り返します。この「下がっては上がる」の価格帯をレンジと言います。このレンジの範囲内で資金管理を行い、パンク(ロスカット)しない運用を心掛ければスワップポイントは徐々に貯まっていきます。

FXのリスク

中長期で運用すると決めたらデイトレードはやらないこと

私が考えるFXの最大のリスクはボラティリティの高さです。デイトレーダーやスキャルパーと呼ばれるトレーダーは、短期間のうちに取引を何度も行い、為替差益を狙っていきます。彼らにとってボラティリティこそが収益の源になるため、FXの高ボラティリティは非常に魅力的に映ります。

逆に中長期でスワップポイントをこつこつ貯めるスタイルは、ボラティリティではなくスワップポイントの大きさが重要ですよね。

さて、90%以上の人がFXで資金を溶かして退場していることをご存知でしょうか?

その90%の中に私自身も入っていますw

実は私自身デイトレでFX取引をしていましたが、過去の3度も資金を飛ばして退場をくらってます(汗)

退場の原因は、レバレッジを掛け過ぎ・資金管理の甘さでした。レバレッジを大きく掛けると一気に稼げる一方、評価損益も膨れてきます。その金額に翻弄され冷静さを失ってしまうことが多々あり、損切り貧乏に陥ったり、利益を伸ばせなかったり、ロスカットを何度もくらうなど、さまざまな要因で資金を溶かし続けました。

評価損益が目に見える問題

外貨預金で運用すると為替差損益が出ても画面上から数字が見えないため、あまり気になりません。FXの場合はサービスの特性上、為替差損益がリアルタイムで動き常に把握できる状態のため、損しているのか・益が出ているのかすごく気になってきます。

リアルタイムで動く評価損益を見ると、どうしても気持ちが揺らいできます。こればかりは避けられません。

この問題を解決するためには、ロスカットレートの計算例で紹介したようにロスカットされるレートを割り出し、どの水準までくるとやばいのか把握しておくことで冷静さを保てると思います。

まとめ

FXなら外貨預金よりも効率よく稼げますが、資金管理をしっかり行うことが大前提となります。このルールさえしっかり守れるなら、外貨預金ではなくFXで運用する方が間違いなく効率的にお金を増やすことが可能です。

そして、FX会社の中でもスワップポイントが高いのがDMM.com証券とセントラル短資FXですが、1000通貨単位で取引できるのは、セントラル短資FXです。

1000万円以上から始められるならDMM.com証券でやるべきですが、小額から始めたい方はセントラル短資FXがおすすめです。


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