キャッシュパスポートの海外ショッピング利用時の手数料と仕組みを徹底解説

キャッシュパスポートは、クレジットカードと比べると少し複雑な仕組みになっているため、手数料体系が分かりづらいですよね。

また、キャッシュパスポートはマルチカレンシー対応となっているため、円を入金して使うべきなのか、外貨をチャージして使うべきなのか迷ったりもします。

ここでは、キャッシュパスポートを海外で使ったときのショッピング手数料と「円建て・外貨建て」とちらでカード決済するべきなのか整理しましたので参考にしてみてくださいね。

入金・チャージ時ににかかる振込手数料

キャッシュパスポートを海外で使うためには、まず最初に入金(チャージ)する必要があります。

振り込みは、キャッシュパスポート専用の指定口座番号に振り込みますが、キャッシュパスポートの口座は三井住友銀行になっているので他行から振込入金すると手数料がかかります。

この手数料は、キャッシュパスポートの手数料ではなく、銀行側がとる手数料です。振り込み金額と利用する銀行によって手数料は異なりますので、自身が使う銀行の振込手数料を確認して下さいね。

キャッシュパスポートの海外ショッピング利用時の手数料

日本円を入金してキャッシュパスポートで海外ショッピングした場合、利用時に手数料率4%が上乗せされた両替レートで残高から引き落とされます。

利用するたびに毎回手数料を取られるの?と思われるかもしれませんが、固定手数料ではなく相対手数料なので1万円使おうが10万円使おうがトータル手数料は変わりません。

文章だけでは分かりづらいので実際に計算してみると理解しやすいです。

利用金額4%手数料
(1ドル=100円換算)
100ドル400円
200ドル800円
300ドル1,200円
100ドル400円
300ドル1,200円
合計手数料4,000円

上記の表は、現地で1,000ドルを5回に分けて使った時の計算例です。利用時に毎回手数料は乗ってきますが、一回で1,000ドル使おうが100ドルずつ小分けに使おうがトータル手数料は変わらないのが分かると思います。

4%の手数料をもう少し掘り下げて説明します。

日本円を入金したキャッシュパスポートは円建てカードなので、現地でカード決済した場合、MasterCardが定める為替レートに対して4%上乗せした両替レートが適用される仕組みになっています。

例えば、カード決済時にドル/円レートが1ドル=100円だった場合、両替レートは下記の計算でキャッシュパスポートの残高から引かれるようになっています。

100円 × 4% = 4円・・手数料

100円 + 4円 = 104円・・両替レート

100ドル × 104円 = 10,400円

ちなみに円高時にキャッシュパスポートを利用すると・・・

90円 × 4% = 3.6円・・手数料

90円 + 3.6円 = 93.6円・・両替レート

100ドル × 93.6円 = 9,360円

手数料は相対的に上乗せされるので、円高になればなるほど手数料がお得になるのが分かりますね。

外貨をチャージしてカード決済したときの手数料

キャッシュパスポートには、ドルやユーロなど外貨(マルチカレンシー)も入金することができます。外貨をキャッシュパスポートに入金する方法は、日本円をドルやユーロなど専用口座に振り込むと自動的に外貨両替してくれます。

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その際、MasterCardが定める為替レートに対して5.5%上乗せした両替レートが適用されるようになっています。例えば、1ドル=100円のときに10万円を米ドル専用口座に振り込んだ場合の計算例は下記の通りです。

100円 × 5.5% = 5.5円・・手数料

100円 + 5.5円 = 105.50円・・両替レート

10万円 ÷ 105.50円 ≒ 947ドル

1ドル=100円のときに10万円を入金したら、キャッシュパスポートに947ドルがチャージされるのが分かりますね。ハワイなどアメリカで100ドル分をカード決済したときは、米ドルチャージから100ドル引かれるだけで、手数料は一切発生しません。

ここで、手数料を少しでもお得にするなら円建てカード決済(4%)にした方が良くない?と思われるかもしれませんが、円建て・外貨建て決済ともに一長一短あるため、海外滞在期間に応じて使い分けるといいです。

滞在期間で入金する通貨を使い分けるべき理由

海外留学やワーホリな長期滞在を計画しているなら外貨建てカードとして利用するべきです。逆に短期的な滞在になる海外旅行なら円建てカードがおすすめです。

理由は為替変動リスクです。

未来の為替レートは誰にも予測出来ませんが、為替レートは24時間常に変動しており時間が経てば今の水準から大きく乖離する可能性があります。

多くの方は手数料に目が行きがちですが、盲点になりやすい為替変動によるコストも忘れないで下さい。為替レートが動くことを考慮すると、滞在期間が長くなる海外留学やワーホリを検討している人は、為替変動リスクをヘッジ(固定)すると良いです。

逆に短期的な滞在なら円安(不利なレート)による為替リスクはありますが、円建てカードとして利用すると手数料を節約できます。

キャッシュパスポートに残ったドル残高をユーロ圏で使ったときの手数料

フランスやドイツなどヨーロッパ圏の通貨はユーロなので、ドルがチャージされている外貨建てのキャッシュパスポートを現地で使うと5.5%の両替手数料が乗ってきます。

この場合、MasterCardが定めるユーロ/米ドルの交換レートに対して5.5%の手数料率が適用されます。アメリカに行ってドルを使い切れず、ヨーロッパに行ったときに起こり得るケースですね。

ちなみにキャッシュパスポートには便利な通貨自動優先機能があるので、マイアカウント内でわざわざドルからユーロに両替しなくても自動的に引き落としてくれます。

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