COMSAの今後はどうなるの?法的に実現までのハードルは高いのが現状か
2/3に公開されたCOMSAに関する最新情報がアップされました。以下引用です。
COMSAプラットフォームの事業化に向けた態勢整備の強化について
仮想通貨交換業者によるICOプラットフォームのビジネスモデルの確立を目指して態勢整備の強化
ICOプラットフォームビジネスを仮想通貨交換業として位置づけるためには、ICOプラットフォームビジネスを資金決済法に定めるルールの下で運用するために必要な態勢を整えることが必要になります。
当社の実施するICOプラットフォームビジネスは、仮想通貨の販売等を媒介を行うものとして、仮想通貨交換業に該当するものと考えられ、仮想通貨取引所ビジネスと同様、法令による適切な管理のもとで、適法な事業としてICOトークンの販売を取扱うことができるととらえております。
これにより、現在、COMSAプラットフォーム上でのICOを検討している企業の皆様には、法的なリスクを軽減した形でICOを実施いただけることになると考えております。
ICOについては、まだ各国でその規制体系が決まっておらず、世界的に不安定な状況下での実施を余儀なくされていますが、当社では、いち早くこれを制度上のビジネスモデルとして位置づけることで、ICOの規制上の取扱いを明確化し、世界のICO実務をリードしてまいる所存です。
結局どうなの?
内容を拝見するとまだ中身は伴っていない気がしますね。
COMSAが実現すれば、国内初のICOプラットフォームができるので注目はされると思いますが、結局法的にまだクリアしなければならないことが山積みなのかもしれません。
1/31に告知されたLooopとCMJのICOも実施時期が延期されたことから法的リスクがあることが伺えます。
当初はICOの実施時期について、Looopとは2017年12月から2018年2月まで、そしてCMJとは2017年12月もしくは2018年1月から計画および実施という予定でしたが、3社間の協議により、この実施時期を再検討するという方針に変更いたしましたのでお知らせいたします。
COMSAプラットフォームの実現に向けて体制強化をしたということは、本格的に金融庁と調整していく意向なのかもしれませんが、仮想通貨交換業の範囲内でどこまで実現できるのか不明瞭な点も多いです。
個人的にはCOMSAプラットフォームに期待していたことから、正直残念な結果です。
まだCOMSAプロジェクトが失敗に終わったということではありませんが、COMSAトークンが値上がりするのはまだまだ先になりそうです。
COMSA価格は高値500円を付けたところから、ICOした直前の100円まで下がってきたことから、長期保有を前提に今が仕込み時かもしれませんね。
ICOは海外でも乱立していますが、まだまだ未整備な点も多いので今後規制等のニュースも出てくるかもしれません。
ただ資本主義のフロンティア(未開拓の最前線)として、ICOがコンプライアンスの元でビジネスとして発展していくことを願っています。
ICOに興味がある方は下記の記事も参考にしてみてください。